あいたい 永井 裕
価格 1760円(税込)
判型 四六判 96ページ ソフトカバー
発行年月日 2026年10月14日
ISBN 978-4-911440-16-2
人との出会い、その喜びをうたう
筋ジストロフィーのクリエイター、厳選30篇の詩
[宝物を探そう]筋ジストロフィーのクリエイター、厳選30篇の詩
道端の石ころになりたい 誰もが気づかぬように
僕の事は忘れていて欲しい 宝の箱を失うように
砂浜の貝殻になりたい 誰かに見つかるように
僕の事は覚えていて欲しい 宝の地図を手にしたように
詩人は、熊本県在住、筋ジストロフィーと生きる、若きクリエイター。
大切な人たちとの出会いと別離の経験、命の危機や、ままならない身体…。
自らの生と誠実に向き合いながら、生まれ出る言葉を刻みました。
この世界に「生きる」すべての人に届けたい。
未来を信じ、希望にあふれる30篇の詩。
著者略歴
- 永井 裕
- 1998年、熊本県生まれ。生後まもなくデュシェンヌ型筋ジストロフィーと診断され、数々の命の危機を乗り越える。中学時代に県内の施設へ入所し、自らの意志で生活の基盤を築く。幼い頃からの父との死別や、大切な人たちとの別れを通して、深い喪失と命の輪郭を知る。
高校時代より音楽活動や詩の執筆を開始するが、2021年、気管切開により最も愛していた「歌うこと」「声を出すこと」を奪われる。深い絶望の淵に立たされるも、2022年に発声装置と出会い、再び声を取り戻す奇跡を経験。「声を出して言葉を伝えることも、手で文字を書くこともできない」という自身の身体の制限を一切のフィルターとせず、生身の痛みと経験を最大の強みとする一人のクリエイターとして覚醒する。
現在はベッドの上でパソコンに向かい、画面に熱と命を刻み込みながら言葉を紡ぎ続けている。
本書『あいたい』が初の著書となる。
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