風はひとつなぎ 杉山 悟
価格 1320円(税込)
判 型 B6判変形 ソフトカバー 104ページ
発行年月日 2019年07月31日
ISBNコード 978-4-908827-56-3
杉山悟 第四詩集
前作『カピバラノート』に続き、
「つながり」をテーマに書かれた詩とエッセイ
前作『カピバラノート』に続き、
「つながり」をテーマに書かれた詩とエッセイ
忙しい毎日。適当にすませてしまいがち。
世の中の流れを追うだけの風潮を感じる今。
思いきって、想いをことばに、さぐったら。
あるか、なしか、不思議な呪文。
これを詩、とよぼうか。
この、実験になってしまう実体験。
書きながら、からだを流れる生に耳を澄ませて、みた。
【本文より】
ムービー天幕青い空
そらは痛々しいほど青い。
宙空を素粒子が、空間の隙間には私たちの声が。涙ひとつぶほどの
期待をこめて、足を一歩ふみだす。今日も、空がキレイだ。
著者略歴
- 杉山 悟(すぎやまさとる)
- 1988年生まれ。東京都出身。
「独学」「アウトサイダー」そんな存在にあこがれ、さまざまな創作活動を独力でおこなう。
傍ら、多様な職業生活においてもかけがえのない気づき、アイデアの源泉を得ていく。
紆余曲折のすえ詩集を出版、絵画の個展を三回開いた。さんぽと図書館をこよなく愛す朴訥な快男子。
著書に『スキッゾフレニアデイズ』(文芸社)、『寓居』『カピバラノート』(ポエムピース)。